ニュースアプリ、キュレーションアプリといえば何をお使いでしょうか? SmartNewsの人もいるでしょうし、Yahoo!ニュースで確認している人も多いです。最近ではAppleも米国で「News」アプリをiOS 9で展開するなど、「サイトを横断して注目・最新の記事をサクッと読む」需要はまだまだあります。
そんな中、Googleは米国などで展開していたサービスのひとつ「Google Play ニューススタンド」を日本国内で開始しました。
Google Play ニューススタンドは、大きくはわけてふたつの側面を持っています。ひとつは好きなジャンルやニュース配信元を指定してネット上のニュースをチェックすること。そして、もうひとつは電子書籍版の雑誌を1号ずつ購入したり、定期購読したりする機能です。
ウェブのニュースをチェックする
ウェブのニュースは基本的に無料でチェック可能です。「ニュース」や「ビジネス」、「テクノロジー」、「フード」といったトピックが用意されており、興味のあるものをチェックしておけば、Googleが自動的にそのトピックをまとめておいてくれます。
また、読みたいニュース配信元を指定でき、現在では読売新聞や毎日新聞などの新聞系媒体やウェブニュース系としてImpress WatchやITmedia、Gigazineなどが登録可能となっています。Google Play ニューススタンドに登録されている配信媒体は個別にGoogleと契約が必要なため、まだ配信されているサイトには限りがありますが、今後順次拡大していくと思われます。
電子版の雑誌も購読できる
さらに、Google Playでは電子版雑誌の定期購読も可能になりました。とはいえ、こちらはまだ海外雑誌のみの対応になっている様子。基本的には単号購入と定期購読のどちらもでき、定期購読の場合は月ごと年ごとの契約が可能です。また、長さは提供している会社によって異なりますが、無料で試せる試用期間も設定できるようです。現在、電子版のみで配信している「週刊アスキー電子版」もGoogle Play ニューススタンドで配信できる日が来るかもしれません。
なお、Google Play ニューススタンドはAndroidおよびiOSのデバイスで利用可能。iOS版については、iOS 9で使いされたiPad向け新機能「Slide View」と「Split View」に対応。ながら作業で最新ニュースをチェックできます。ウェブニュースをよく見る方は、ぜひチェックしてみてください。