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お得・簡単・お手軽! オフィスでも自宅でも下半身はホカホカ

電気代から温度まで徹底調査、会社の机がまるでコタツ「パネル型ヒーター」

2015年10月13日 11時00分更新

文● 相川いずみ  編集●飯島恵里子/ASCII.jp

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1時間1円は本当? 気になる電気料金を計測してみた!

 パル・サーモの利点が明らかになったところで、もうひとつの大きなメリットを検証してみた。それは電気料金だ。公式サイトによると、「電気代は1時間1円」とのこと。これは本当だろうか?

冷え性の味方パル・サーモのおすすめポイント その4
電気代はお財布にも地球にもやさしい1時間1円!

 家庭ではもちろん、オフィスで使ううえでも、電気代はできるだけ節約したいところ。 プログラムタイマー付きエコキーパー(CHE-TM1)を使用し、実際の電気料金などを計測してみた。使用時間や1時間あたりの電気料金、電力量だけでなく、CO2排出量まで算出してくれる。

プログラムタイマー付きエコキーパーとパル・サーモを接続し、計測してみた。

パル・サーモの電気使用量、電気料金
経過時間 電気料金 積算電力量 CO2排出量
1時間後 1.16円 0.05kWh 0.02kgCO2
3時間後 3.63円 0.16kWh 0.08kgCO2
5時間後 5.78円 0.26kWh 0.14kgCO2

エアコンよりずっとお得で空気もキレイ!

 5時間連続で使用してみたところ、電気料金は5時間で5.78円。1時間平均は1.16円と、ほぼ公称値どおり。電気料金は、5時間使用しても0.26kWh。エアコンの暖房使用時の電力量は1時間で約0.12kWhなので、比較してみるとそのお得度がわかるだろう。しかも、空気が乾燥しない点も大きい!

※経済産業省 資源エネルギー庁発行『省エネ性能カタロ 2014年冬版』より 暖房期間5.5 カ月(10月28日~ 4月14日、1日18時間使用)の平均値668kWhより、1時間の電力量を算出。

快適さゆえの落とし穴を解決!

 しかし、このパル・サーモ。あまりにもコンパクトに設置でき、快適なために落とし穴が……。そう、消し忘れである。

 ほんわかした心地よさにうっかり寝てしまった時、席を立ちそのまま忘れてしまった時など、電源を消し忘れてしまうことがある。これまでの検証で、温度も一定以上は上がらないし、電気代も微々たるものであることは検証できた。

 そこで、先ほど計測に使ったプログラムタイマー付きエコキーパー(CHE-TM1)をまたも活用してみようと思う。名前のとおり、計測だけでなく、曜日と時間を指定して、エコキーパーに接続した家電を自動でオン/オフできるタイマーを搭載している。切り忘れが多いパル・サーモにはぴったりのアイテムだ。

プログラムタイマー付きエコキーパー(CHE-TM1)。直販価格3980円。電気料金の気になる家庭にもおすすめだ。

 分単位で細かくオン/オフの設定ができるほか、誤作動防止のチャイルドロックや、電気料金を設定し使いすぎた場合は自動的に電源オフにする「使いすぎ防止」機能まで付いている。オフィスでは、帰宅する時間に合わせて自動的に電源を切る設定にしておけば、毎日机の下をのぞきこまなくてもよい。これで、最強の自分専用自動ヒーターになるわけだ。もはや無敵といっても過言ではない!




(次ページ「家のリビングテーブルから洗面所まで試してみた!」へ続く)

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