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テレビで5.1chアニメを観る! 最新キーワードは「ステージ型」

ヤマハ製8連超重力砲「SRT-1500」で劇場版アルペジオを堪能した!

2015年10月08日 11時00分更新

文● 鳥居一豊 撮影●篠原孝志(パシャ) 編集●ASCII.jp

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(C)Ark Performance/少年画報社・アルペジオパートナーズ

アニメの5.1chサラウンドは想像以上にたぎるッ!
気軽にスタートできるサラウンドスピーカーでBDを100%味わおう

 今の映画は当然のようにサラウンドで制作されており、アニメも劇場版ではサラウンド音声が当たり前となっている。そしてOVAのファーストウィンドウを劇場に求める例も激増中だ。

 しかも、今やテレビアニメでも5.1ch音声で制作される作品が数は少ないながら登場しているし、テレビアニメのヒットから劇場版公開へと展開する作品は今後も続々と増えてくるものと思われる。それらがBDソフト化されれば当然サラウンド音声も収録されており、その際サラウンドスピーカーがあれば映画館と同等の臨場感豊かな音が楽しめるわけだ。

 一方、『そんなことは知っている!』という人も、現実的にリアル5.1ch再生をするためのスピーカーの置き場所を確保できない事例は多いだろう。そんな人にこそ、「SRT-1500」のようなワンボディーで楽しめるサラウンドスピーカーに注目してほしい。

 重要なのは今回のブートキャンプのようにまずはサラウンドを体験してみることだ。未体験の人は、編集AやBの反応が大げさに感じるかもしれないが、優れたサラウンドスピーカーで初めて自分の好きなアニメ作品を聴いたときの印象はほとんどこの記事のまま。それだけ音は映画やアニメにとって重要な要素なのだ。

映像と音は、言わば作品の両輪。プレミアムな画質には相応のスピーカーを用意したいものだ

編集B 自分が間違っていることに気付きました! サラウンドでここまでアニメの魅力が増すとは……。歌や音楽が肝心の作品ではライブ感が段違いになりそうですね。

鳥居 ラブライバーの君は劇場版のBDが待ち遠しいだろうな。そして今回サラウンドの威力を教えてくれたアルペジオも劇場版第2弾が絶賛公開中。フル3DCG表現はテレビ版から数段進化を遂げているとの噂だが、その映像を支える音響にも注目したい!

編集A じつは、劇場アニメのBDに5.1ch音声が収録されていることから、今まで目を逸らしていました。しかし、家庭でもこんな簡単にサラウンドが楽しめるとわかったら、もう迷いません。膨大なBDアニメをすべてサラウンド環境で観直します。

鳥居 これでブートキャンプも終了だ。これで君たちも俺と同じくサラウンド沼にハマ……、いや幸せなサラウンドの世界を楽しんでほしい。

編集Aの感想

 どんなアニメもテレビの音で十分と思っていた自分が恥ずかしいです。まさかサラウンドでここまで作品の魅力が高まるとは予想以上でした。

サラウンドは映画館のような広い場所のためだけではなく、むしろ自分一人で楽しむ空間にこそ欠かせないものだとわかりました。さっそくステージ型サラウンドシステムで手持ちの5.1chアニメを観まくります。


編集Bの感想

 サラウンド音声の臨場感は何度か経験していましたが、確かに音は凄いけれども大きなスピーカーが何台も置いてある様子はあまりにも常識はずれで、自分には関係のない世界だと思うことにしていました。

 しかし、「SRT-1500」のように置き場所の必要もなく、接続も簡単な身近なシステムでもこれだけの臨場感が味わえるのは驚きでした。広いとは言えない自分の部屋にも導入できるというのも嬉しいですね。映画や音楽をライブステージのような臨場感で満喫したいです。

サウンドバー型の新機種も登場
ヤマハ「YSP-1600」

 今回紹介したSRT-1500と同時に、YSPシリーズのエントリーモデルとしてサウンドバー型の「YSP-1600」も発売された。こちらもビームスピーカーを8個搭載し、5.1chのリアルサラウンドを実現している。

 サブウーファーのほか、Bluetooth、Wi-Fiを内蔵しており、ネットワーク機能などはSRT-1500と同等だ。テレビを上に置くSRT-1500と、テレビの手前に置く「YSP-1600」。設置場所に合わせて2つのスタイルでリアルサラウンドが選べるのだ。

ヤマハ「YSP-1600」。実売価格は6万4000円前後

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