(株)セブン&アイ・ホールディングスは18日、数年間でイトーヨーカ堂など約40店舗の不採算店舗を閉鎖する方針を盛り込んだ「事業構造改革」について発表した。
同社は今年度の重要経営方針に、「過去のチェーンストア理論の否定」「店舗主体の運営体制の構築・強化」「オムニチャネル戦略の推進」を挙げている。特に総合スーパー・百貨店事業では、収益性の改善に向け、イトーヨーカ堂でMD改革・大幅な組織変更・単品管理に基づく在庫削減・テナントミックスによる売場活性化、不採算店舗の閉鎖など、さまざまな対策を実行している。