（株）ヨドバシカメラは16日、ヨドバシカメラ全22店舗で、無料インターネット接続Wi－Fiスポット「ヨドバシ フリーWi-Fi」のサービスを開始した。高速Wi－Fiを無料できる環境を提供し、商品バーコードを利用した価格比較アプリ・ショッピングアプリの利用など、店舗でスマホを使用しながらのショッピングを推奨する。
店舗内でのスマホ使用は「使いづらい」という顧客からの指摘を受け、同サービスを開始。すべての商品にあるバーコードをスマホで読み取り、商品情報の確認や価格比較、ユーザーレビューの閲覧、メーカーの公式サイトの閲覧、SNSの利用など、スマホを利用しながら快適にショッピングができる環境を整えた。ショッピングアプリ「ヨドバシ」を使用すれば、店舗ごとの価格や在庫状況、取り寄せに必要な時間まで表示される。
同サービスの開始にあわせ、店舗内でのスマホ使用ガイドラインを一部変更する。同社は各種オムニチャネル対応サービスを開始し、ネットと店舗のサービスをほぼ完全に統合。店舗で商品を確認し、ネットで購入する「ショールーミング」目的の来店者に対し、「ヨドバシ・ドットコム」での購入を促進する取り組みを進めている。
