NTTドコモは同社最新ネットワークについてのメディア向け説明会を開催。その中で同社「PREMIUM 4G」において、今年11月に下り最大300Mbpsのサービスを開始すると発表した。
PREMIUM 4Gは今春に下り最大225Mbpsの通信速度でスタート。iPhone 6s/iPhone 6s Plusの発売に合わせ、下り最大262.5Mbpsのサービスを開始する。
この高速化の背景にあるのは、複数の周波数を束ねて高速化するキャリアアグリゲーションの組み合わせを変更したため。PREMIUM 4Gは「高度化C-RAN」と同社が名づけた技術を持つ基地局によって、端末の性能と電波状況に合わせて、キャリアアグリゲーションの組み合わせを自動制御できる。
なお、今秋にスタートする下り最大300Mbpsのサービスでは、3つの周波数を束ねるキャリアグリゲーションにより、国内では最速となる通信速度を実現する。対応端末についてはあらためて発表される予定。
また、PREMIUM 4Gについては都心部のユーザーが過密な地域を中心にエリア化しているが、9月末には全都道府県640都市で展開。また、基地局数は今度末には1万8000局にまで拡大する。
発表会の詳細については、のちほどお届けする。