(株)ドクターシーラボが10日発表した2015年7月期決算は、売上高が前年同期比4.8%増の376億5600万円、営業利益は同2.3%増の76億8200万円、純利益は同7.7%増の49億4000万円と、増収増益となった。
化粧品事業はリニューアルした『薬用アクアコラーゲンゲルスーパーモイスチャーEX』と 『VC100エッセンスローション』がドラックストア店舗での販売実績を大幅に拡大した。また、ラボラボブランドは、免税販売をしている銀座店やドラッグストアで、訪日観光客による売上高が大幅に伸びた。化粧品事業の売上高は同4.5%増の335億7200万円、営業利益は同2.5%増の75億6300万円となった。
健康食品事業は、『美禅食』が前年度に続き好調に推移し、全体の売上をけん引した。また、複数のサプリメント商品を開発・販売し、ラインナップを拡充。積極的な広告活動を行ったため、営業利益は前年を下回った。健康食品事業の売上高は同7.9%増の40億8300万円、営業利益は同9%減の1億1900万円だった。