(株)オプトホールディングスは8日、中国ECモール大手の京東集団傘下の海外法人向けECモール「京東全球購」と公式パートナー契約を締結し、日本のクライアント企業の中国越境ECをサポートする事業を展開すると発表した。
京東全球購内の「日本館」への出店誘致とサービス運営を担当。8月31日には「日本館」に日本商品専門モール「天喜日本生活専営店」を開設した。同プロジェクトは、主に地方・中小企業の中国市場への販路拡大を目的としている。「中国越境ECに挑戦したいが、リソースやコスト面で難しい」という企業に向け、低コスト・低リスクで中国越境ECができるサービスを提供する。店舗の運営は、現地の合弁会社「天喜動力電子商務有限公司」が担当する。
同サービスは現時点で、日本のクライアント企業70社から受注があり、2015年末で200社、17年末までに2000社からの受注を計画している。同社は中国でのEC事業で、17年に売上100億円を見込んでいる。