北海道とヤフー(株)は9日、北海道の農業科単科高校「東藻琴(ひがしもこと)高等学校」の生徒を対象に、「デジタル人材育成プログラム」を開始する。生徒たちがインターネットを活用して地場産品を販売する方法を実習で学び、道内でネット事業を活用できる次世代人材を育成する。
「デジタル人材の育成」分野の取り組みは、北海道大空町の支援を受けて東藻琴高校で同日から12月まで実施。同プログラムでは、ネットに関するマーケティングの基礎からネット広告配信、ネットショップ運営まで、ネット販売に必要な知識を、ネットでの集客・販売の体験を通じて学ぶことができる。同プログラムの講師はYahoo! JAPANの社員が担当する。プログラム最終日には表彰式も行う予定。
ヤフーは2014年9月、情報技術を通じて北海道の経済や社会の課題を解決することを目的に、北海道と「道政情報などの発信」「防災・災害対策」「デジタル人材の育成」「北海道経済の活性化」「電子自治体の推進」の分野で包括連携協定を締結していた。