アマゾン ジャパンは27日、Amazonプライム会員向けに、テレビ番組や映画などが視聴できる動画コンテンツ「プライム・ビデオ」を9月から開始すると発表した。新たな動画サービスで、プライム会員の拡大を図る。サービス開始の正式な日付や配信される番組の詳細などは、後日発表される。
同サービスにより、プライム会員は、日米の人気映画、アニメ、テレビ番組、ミュージック・ライブなどの映像が、年会費3900円(税込)で見放題となる。動画はスマートフォン、タブレット、ゲーム機器など、さまざまな端末で視聴できる。
米Amazonは2014年だけで「プライム・ビデオ」のコンテンツに13億米ドルを投資した。独自制作の『トランスペアレント』は、ゴールデングローブ賞を受賞している。15年も投資を継続し、世界的に著名な映画制作者などと、新たなオリジナル作品を制作することで合意している。日本でも子供向けテレビ番組『タンブルリーフ』などの独自制作コンテンツのほか、人気ドラマやバラエティ番組、映画などのコンテンツを提供する。
同社は同日から、渋谷スクランブル交差点のデジタル看板などで、「プライム・ビデオ」をPRする。
