(一社)モバイル・コンテンツ・フォーラム(MCF)が24日発表した2014年の「モバイルコンコマース市場」は、前年比26%増の2兆4480億円となった。
モバイルコマース市場は、「物販系市場」(一般的な通販)、「サービス系市場」 (興行・旅行・航空チケットなど)、「トランザクション系市場」(証券取引手数料・オークション手数料、公営競技手数料など)の3分野に分けて集計した。分類ごとの市場では、「物販系市場」が同40%増の1 兆3414 億円、「サービス系市場」が同17%増の8736億円、「トランザクション系市場」は同1%増の2330億円となった。
「モバイルコンテンツ市場」の市場規模は同35%増の1兆4566億円で、このうち約9割がスマホによる市場。スマホのコンテンツ市場は、ゲーム・ソーシャルゲームなどが同60%増の8938億円、動画・映像配信市場が同37%増の1318億円、電子書籍市場は同81%増の1235億円、音楽コンテンツ市場は同74%増の692億円となった。
