(株)矢野経済研究所が19日発表した「国内の健康食品受託製造市場に関する調査結果2015」によると、健康食品販売企業38社のうち、機能性表示食品制度について「既に届出を行った」と回答した企業が18.4%に上ることがわかった。
同調査では2015年5~6月にかけ、健康食品販売企業38社に対し、機能性表示食品制度への取り組みについて郵送・メールによるアンケート調査を実施。「既に届出を行った」と回答した企業は18.4%、「現在対応を検討中」が28.9%、「状況を生還している」が26.3%、「展開する意向はない」が2.6%となった。同調査では「同制度に対する関心は高く、15年末から16年にかけて機能性表示食品の商品化を目指す健康食品企業が多い」と推察している。