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マウスの人気モバイルノートに新モデルが登場

3万円台で買えるSSD搭載ノート「LuvBook C」の魅力は価格だけじゃない

文●鈴木誠史/ASCII.jp

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旧モデルとスペック比較。CPUからSSD性能まですべて向上

 ここからはLuvBook Cの性能をチェックしていく。旧モデルのCPUはCeleron N2940(1.83GHz/最大2.25GHz)だったが、新モデルはCeleron N3150(1.60GHz/最大2.08GHz)を搭載している。動作周波数からは前者のほうが性能が高いように見えるが、どうだろうか。「Windowsシステム評価ツール(WinSAT.exe)」を実行して確かめてみた。

「Windowsシステム評価ツール」の結果
LB-C240S-SSDLB-C230B-SSD
(旧モデル)
プロセッサー6.65.7
メモリー7.15.9
グラフィックス4.34.1
プライマリディスク87.7

 どの値も予想より高く、旧モデルの値からプロセッサーは0.9、メモリーは1.2も向上していた。数値にこれだけ差があれば実際に作業を行なう際の快適さも違ってくるだろう。プライマリディスク(ストレージ)の値にも差があるのが気になったので、CrystalDiskmarkで読込・書込速度を検証した。

LB-C240S-SSD

LB-C230B-SSD(旧モデル)

 毎秒236MBだったシーケンシャルリードが毎秒453MBと、倍近い速度になっていて驚いた。OSやアプリケーションが起動する速度については比較できていないが、LB-C240S-SSDのOS起動時間は20~30秒ほど。重量およそ1.3kgの持ち運びやすいノートPCなので、使いたいときにすぐ起動してくれるのはうれしい。毎秒139MBだったシーケンシャルライトも毎秒148MBとなった。

 次に、日常的な作業の性能を計測する「PCMark 8」のHome Conventional 3.0を試した。すると「1382」という結果が出た。わずかな差だが、旧モデルの結果「1304」よりも高いスコアだ。

 項目別に見てみると、特に「Writing」「Casual Gaming」の結果に差が出ている。Officeソフトでの文書作成を主な用途としつつ、簡単な画像・動画編集などである程度のグラフィックス性能を必要とする人(まさに筆者のような人)には、LuvBook Cはさらに魅力的な製品に仕上がっている。

「PCMark 8 Home Conventional 3.0」の結果
LB-C240S-SSDLB-C230B-SSD
SCORE13821304
Test duration41分31秒43分47秒
Web Browsing - JunglePin0.55s0.53s
Web Browsing - Amazonia0.18s0.18s
Writing6.91s9.83s
Casual Gaming9.30fps7.32fps
Video Chat playback 1 v2 Conventional30.0fps30.0fps
Video Chat encoding v2 Conventional244.3ms228.0ms
Advanced Photo Editing1 Conventional1.96s1.74s
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