Windows 10通知がなくてもアップグレード! -富士通ノート「LIFEBOOK AH WA1/S」で挑戦 (1/2)
2015年08月17日 19時00分更新
7月29日に、ついに待望のWindows 10がリリースされた。Windows 7/8.1ユーザーなら無償でアップグレードできることもあり、多くの人が無償アップデートの予約を行なっているはずだ。
しかしWindows 10がリリースされてからしばらくたった現在でも、まだアップグレードのための通知が表示されないという人もいるのではないだろうか。そこで今回は富士通製ノート「LIFEBOOK WA1/S」を使って、Windows Updateから手動でアップデートする方法を紹介する。
なお、前回の記事でも紹介したが、アップデート前には事前の準備が必要だ。富士通のサポートページから必要な作業を確認しておこう。
通知がなくてもWindows Updateからアップデート可能?
マイクロソフトによると、Windows 10へのアップデート準備が整うと、タスクバーに通知が表示されるとのことだ。しかし今回「LIFEBOOK WA1/S」でドライバーの更新を行なうなどしてしっかり準備していたのだが、1週間たっても通知が表示されなかった。
だがコントロールパネルからWindows Updateを確認すると、「Windows 10にアップグレード」と表示されている。どうやらここからアップグレードできるようだ。ASCII.jp読者でまだアップグレードの通知が届ていないという方は、ぜひ一度Windows Updateを確認していただきたい。ひょっとすると、通知がなくても準備ができていることもあるかもしれないからだ。
Windows 8.1からWindows 10へアップグレード
Windows Updateの画面で「はじめに」をクリックすると、ライセンス条項が表示された。次の画面に進むとなにやら処理が行なわれているようなのだが、すぐにシステムの再起動を促される。実はアップグレード前の作業はこれだけで、ユーザーが行なう作業はほとんどない。アップグレード完了直前に少しだけ操作が必要となるが、Windows 8.1以前のアップグレード作業と比べると、拍子抜けするほど簡単だ。
アップグレードにかかった時間はおよそ50分程度。マイクロソフトが公開している「メディア作成ツール」を使ったアップグレードではファイルのダウンロードにも時間がかかるが、Windows Updateから作業できるようになっているなら、ファイルのダウンロードはすでに完了しているものと思われる。途中で簡単な設定が必要となるが、それほど難しくはないので戸惑うことなく作業できるだろう。
すべての作業が終わると、無事Windows 10の画面が表示された。特に問題も見受けられず、デバイスマネージャーを見てもドライバーが不具合を起こしている様子もない。前のOSで使っていたソフトやファイルもそのまま利用できた(製品によっては一部使えないアプリもあるので、富士通のサポートサイトを確認すること)。
(次ページ、「Windows 10から「Windows 8.1に戻す」を試す」に続く)
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