ランニングコストは従来機の1/20、2年インク補充不要のロングライフを実現
エプソン、北米で超大容量・ボトル補充方式のインクジェットプリンター発表
2015年08月05日 14時32分更新
エプソン・アメリカは8月4日、北米市場に向けた大容量インクタンクシステム「EcoTank」採用の新インクジェットプリンター製品群を発表した。
EcoTankシステムは専用カートリッジを必要とせず、ボトルからのインクを補充する。タンク自体も大容量で、製品によって容量は異なるようだが、ビジネス機では1回の補充でカラー/モノクロが各2万枚印刷できる。
インク自体の寿命も長く、1回の補充で最長2年までは利用できる。インクボトルは1本12.99ドル(カラーのセットで52ドル)と非常に安価に設定されており、従来のカートリッジに比べてランニングコストは1/20以下になるという。
製品はビジネス用の大型機「WorkForce Pro WF-R4640 EcoTank All-in-One」からホームユースの「Expression ET-2500 EcoTank All-in-One」まで5機種。ホームユースは上面にスキャナーを持つオールインワンモデルで、ビジネス機はオートフィーダ&ファクシミリ機能を搭載する。
出荷は9月からの予定で、価格は最も安価なET-2500で379ドル。日本での発表・発売時期は不明。