宮崎県と(株)宮崎銀行、ヤマト運輸(株)、(株)ANA Cargoは29日、越境ECなどで宮崎県産品の販路を拡大し、地域経済を活性化する連携協定を締結した。
宮崎県は「宮崎牛」や完熟マンゴー「太陽のタマゴ」などのブランド品目を生産し、生産額ベースの食料自給率で常に全国1位なる食料供給県で、官民連携となり6次産業化に取り組む生産者や事業者を支援し、海外輸出など積極的に推進してきた。農水産物をはじめとする生鮮品を国内外へスピーディーに輸送する物流体制の構築や、海外への販路開拓などが喫緊の課題となり、今回の連携に至った。
ヤマト運輸とANA Cargoは、昨年5月に連携を強化し、沖縄国際物流ハブを基点にアジアへの販路拡大、越境ECによる「産直・お取り寄せモデル」などを開始している。