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スクロールは黒字転換、化粧品・サプリ専用物流センターが好調

2015年07月29日 03時34分更新

記事提供:通販通信

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 (株)スクロールが28日発表した2015年第1四半期決算(4~6月)は、売上高が前年同期比6.2%増の168億800万円、営業利益は9億8100万円、純利益は8億6500万円と黒字に転じた。物流をメインとしたEC支援事業「ソリューション事業」が好調だった。

 ソリューション事業の売上高は、同8.6%増の17億9800万円、利益は同47.8%増の1億5500万円となった。化粧品・サプリメント通販専用の物流センターが3月に稼働し、付加価値の高いサービス提案が可能となった。大手流通企業のオムニチャネル戦略設計支援やEC企業向けの海外物流支援など、新サービスも開始した。-

 通販アパレル事業では女性通販ブランド『Brillage(ブリアージュ)』で素材と機能性にこだわった商品を展開し、売上高は同3.1%増の71億7600万円、利益は同5.6%減の3億600万円となった。通販インナー事業の売上高は、同7.6%増の19億6600万円、利益は同30.7%増の8000万円となった。天然素材商品の開発などを積極的に進めたほか、顧客の購買分析に基づくパッケージ商品や 「ついで買い」を意識したプラスワン商品を開発するなどの企画販売に取り組んだ。

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