婦人服ブランドの(株)DoCLASSEが27日発表した「夫婦ファッションに関する意識調査」によると、約80%の妻が「夫のファッションに不満」と回答し、不満を持ち始めた時期の1位は40代であることがわかった。
同調査はDoCLASSEのカタログ会員40~60代の女性419名を対象にしたネット調査で、調査期間は7月10日~19日。
「夫のファッションに不満がありますか」という質問では、78.3%が「ある」と回答した。夫のファッションに不満があると回答した人に「不満を持ち始めた時期」を聞いたところ、1位は「40代」の31.4%で、2位は「30代」で24.7%だった。また、「不満」の内訳は、「ファッションに興味がない」が51.4%、「ファッションセンスがない」が46%、「ファッションが古い」が28.4%となった。
また、服を購入する際、「夫が自分で購入する」と「夫と一緒に出かけた先で購入する」が同率で35.3%、「夫の服を探しに夫と出かけ購入する」が33.4%、「夫抜きで購入する」が19.6%となった。これらの結果から、「服のショッピングは必ず妻と一緒」という「妻頼み夫」が多数存在し、中高年男性のファッションは「妻」が消費のカギを握っていることがわかった。