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米Amazon四半期決算、売上高は20%増の2兆8670億円

2015年07月27日 02時08分更新

記事提供:通販通信

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ロゴ 米Amazon.comが23日発表した2015年第2四半期(4~6月)決算は、売上高が前年同期比20%増の231億8000万ドル(約2兆8670億円・1ドル123.7円で計算)、営業利益は4億6400万ドルとなり、前年同期の1500万ドルの営業損失から黒字に転じた。プライム会員の増加による北米地域での売上やAmazon Web Services(AWS)が好調だった。

 北米での売上高は同26%増の137億9600万ドルで、海外の売上高は同3%増の75億8400万ドルだった。AWSの売上高は同81%増の18億2000万ドル、営業利益は同407%増の3億9100万ドルで大幅増となった。

 15日に開催されたプライムデーでは、会員数を増加し、販売数は過去最高を記録した。米国市場ではプライム会員の無料即日配送を14都市で開始。生活必需品を1時間以内に配送する「Prime Now」を9都市で利用できるようにした。

 最も急成長をしている国はインドで、2500万の製品が販売されている。イタリアではプライム会員による無料配送の利用が100万件を超えた。ドイツでは、ベルリンで初の「Amazon Academy(アマゾン・アカデミー)」を開催。ドイツ各地から250以上の販売者、ソフトウェア開発者らが集結し、Amazonのプラットフォームで成果を上げる手法やアイデアを共有化した。アマゾン・アカデミーは、今秋にも欧州で開催を予定している。

 第3四半期(7~9月期)の見通しは、売上高が同13~24%増の233〜255億ドル、営業利益は損失4億8000万ドル~8000万ドルの増加と予測した。

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