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ラブを付けた音楽をMacのiTunesでプレイリスト化するテク

2015年07月18日 17時00分更新

文● らいら(@lyrahm) 編集● ASCII.jp

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 前回のMac Tips連載では、Apple Musicに対応したiTunes 12.2で音楽を「ラブ」と「レート(星)」を使って評価できることを紹介した(関連記事)。レートは曲を5段階評価できる従来からの機能、ラブは好みの曲につけることで、Apple Musicのレコメンド機能「For You」を自分好みにブラッシュアップできるというものだ。

ハートマークをクリックすると「ラブ」したことになる。Facebookの「いいね!」を押す感覚に近い

 レート評価はともかく、ラブ機能は気に入った曲をApple Musicに知らせるだけなのがいささか物足りない。……と思っていたが、iTunes 12.2のスマートプレイリストに「ラブ済み」のルールが新たに追加されており、ラブした曲でプレイリストを作ることができるようになっている。Mac版iTunesでさっそく試してみよう。

 まずiTunesの「プレイリスト」タブを開き、画面左下の「+」ボタンをクリックして「新規スマートプレイリスト」を選択する。

スマートプレイリストとは、曲の条件を指定することでその条件に一致する曲を自動でプレイリストに追加できる機能だ

 「次のルールに一致」の項目で「ラブ済み」「である」と設定し、「OK」をクリック。ラブ済みの曲で構成されたプレイリストが自動で作られるので、あとはプレイリスト名を変更すれば完成だ。

「ラブ済み」「である」からさらに曲数を絞りたいときは、「+」ボタンをクリックして条件を追加すればOK

 しかし実際にラブした回数に比べ、追加される曲数が少ないことがある。いくつかのパターンを試してみると、どうやらマイミュージックにあるラブ済みの曲のみがスマートプレイリストにリストアップされるようだ。つまりラジオやFor Youなどでラブしただけの曲は追加されない。

クラウドのアイコンが表示される曲でもリストアップされるので、曲をローカルにダウンロードしなくても、マイミュージックに追加さえすれば反映される模様

 このあたりの仕様がもっとわかりやすくなれば、ラブ機能をよりスマートに活用できそうだ。ほかにもラブしただけでプレイリストに自動追加されたり、ラブした音楽の履歴を「For You」からすぐに見られたりできる機能も欲しいところ。今後のアップデートを待ちながら、まずはスマートプレイリストでラブ機能を楽しみたい。


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