ニールセン(株)は13日、視聴行動分析の新サービス『ニールセン デジタル広告視聴率』(Nielsen Digital Ad Ratings)を日本で提供開始すると発表した。
同サービスはオンラインでのブランディング広告キャンペーンのリーチ(到達度)を計測するソリューション。オンライン広告にクリック数以外の効果計測方法を導入し、広告主は「自社広告がターゲット層にいかに到達したか」をテレビ広告のGRP(Gross Rating Point:CMの延べ視聴率)と同様の指標で管理できるようになる。
同サービスは、すでに北米・欧州を中心に12ヵ国で販売されてれおり、日本でのサービス提供は、フェイスブック社(Facebook,Inc.)とのパートナーシップによって実現した。フェイスブックが持つ巨大なユーザー・データベース情報と、ニールセンのオンライン・パネルの情報とを複合的に組み合わせることで、日本のオンライン・ユーザーが広告に接触した人々を性別・年齢層まで把握することが可能となる。