ブライス・ダラス・ハワードやニック・ロビンソン、タイ・シンプキンスも来日!
「シリーズの模倣ではない」コリン監督が語ったジュラシック・ワールドとは
2015年07月13日 20時56分更新
日本語吹き替えを担当する玉木さん、木村さん、松岡さんも登場!
記者会見では、主人公、オーウェン(クリス・プラット)の吹き替えを担当する玉木 宏さん、クレアの吹き替えを担当する木村 佳乃さん、ニックの吹き替え担当の松岡 茉優さんも登壇した。
玉木さんは「日本にも公開を楽しみにしている人はたくさんいます。なのでいい結果が出るのは間違いないです!」と自信をみせた。また、「本作はオリジナルの精神を継承した作品で、出来もよいです。監督におめでとうと言いたい」とコメントした。
木村さんは「ぜひオリジナルバージョンと日本語吹き替えバージョンで2回観てほしいです」とコメント。クレアを演じたブライスについて、「ブライスさんにお会いできて大変うれしいです。娘さんがいるそうなので、うちの長女と一緒にお台場に遊びに行きたいですね」と語った。対してブライスは「セットにいて演技をしながら声を出すのとサウンドボックスの中で声だけで演技するのは難しさが違うので、本当にすごいと思います。こんな綺麗な方に吹き替えをしてもらって光栄です」と木村さんを絶賛した。
松岡さんは「アフレコ中ずっとタイくんの口元や表情を見ていたので、なんだか今日は初恋の相手に会ったみたいです。作品はすごく面白くて、最後にはジュラシック・パークファンとしてはたまらない展開があり、涙なしでは観られないと思います」とコメント。対してタイは「そういわれると不思議な気持ちです。なんだが恥ずかしい」と返していた。
今までの作品の模倣ではなく、今の若い人達に向けたまったく新しい作品を作りたかった
さらに、コリン監督がジュラシック・ワールドを手掛ける際のいきさつや新しい技術などを語った。
本作は、スティーブン・スピルバーグから直接コリン監督の元に電話で依頼があったという。そのことに対してコリン監督は、「彼(スピルバーグ)はシリーズの続編を作りたいとずっと思っていましたが、いいものが出来ないのであれば作る気はないとも言っていました。彼は私に一番影響を与えたと言える人物です。私に電話してきたときも続編を作る意味があれば作りたいと説明されました。私としても今までの作品の模倣ではなく、今の若い人達に向けたまったく新しいジュラシック・パークを作りたいと考えました。今回それが実現できて本当に良かったです」と説明した。
登場する恐竜については、「恐竜については、22年間でかなりの技術の進歩があり、恐竜たちの動きは本物っぽくなっています。これはモーションキャプチャーで人間が演じて映像にしていきました。実際に人間が演じることで感情移入できたりわかりやすくなり、実際に地球上にいた生物だということがリアルに表現できたと思っています」と述べた。
スマホやタブレットで映画を見ることは本当に孤独な作業になる
最後に、コリン監督が「今は、スマートフォンやタブレット、テレビなどいろんな形で映画で観られますが、それは本当に孤独な作業になってしまいます。映画というのは劇場で観て共有するものだと思っています。ジュラシック・ワールドは、世代関係なく楽しめる映画です。誰かを家に置いてくるのではなく、愛する人たちみんなで一緒に劇場に観に行ってほしい」とコメントし、会見を締めくくった。
ジュラシック・ワールドは、8月5日より全国で公開する。監督の言葉通り、家族皆で映画館に足を運んでみてはいかがだろうか。
©Chuck Zlotnick / Universal Pictures and Amblin Entertainment