第3位 コイツを忘れるとワールドワイドでもウドの大木!? コンセント変換器
ビデオやデジカメ、ノートパソコンなど今やそのほとんどが、ワールドワイドのACアダプターや充電器になっている。だから機器を持って海を渡ればそのまま使える! ハズなんだが、そう簡単じゃぁない。
日本のコンセント形状と同じアメリカなら、ワールドワイド対応機器はそのまま壁コンセント差し込んで使える。でも世界の壁コンセントのほとんどは、「なんぞ? これ!?」という差し込みになっている。中には電気じゃなく、何か別の未知なるエネルギーが届いてきそうなコンセントも(笑)。
たとえば差し込みが平たい刃じゃなく、丸い棒状のコンセント。=型じゃなく「ハ」の字になっているコンセント。刃が3つあるコンセントなどなどさまざま。だからワールドワイドのACアダプターでも、コンセントの変換コネクターがないと、まったく使えないのだ。
ところが問題はソレだけじゃない。筆者は20カ国ほど海外を放浪してきたが、国によっては地域でコンセントの差し込みが違う場合もある! なので、ガイドブックに複数のコンセント形状が掲載されていたら、複数用意しなけりゃならないのだ。とくにヨーロッパを何カ国か回るなんて場合は、何個も変換コネクターが必要。
そんなときオススメなのが、どんなコンセントにも変形可能な「海外電源変換アダプタ」。
なんとこれ1個あると9種類の差し込みに対応でき、158ヵ国以上に対応できる。価格は2670円なので、フツーの変換コネクターを2個買うぐらいなら、コッチを買ったほうが断然お得になる。
コンセントの穴が2つのものは、2つに分離できる変換器のいずれかを使えばOK。3ツ穴の場合は、ロボットアニメのように2つの変換器を変形、合体させて使う。難しく見えるかも知れないが、ケースに入っている小さな説明書を見ながら変形、組み立てすれば簡単だ。最大でも4手順ぐらいでコネクターが完成する。
注意してほしいのは、これはあくまでコンセントの形状を変換するだけで、電圧は変換しないという点。電圧が100Vだなんて世界広しと言えど、日本ぐらいマレ。たいていの国はコンセント形状が日本と同じでも、電圧は110〜120Vなので、国内仕様の電気製品は変圧器を持っていかないと、機器を壊してしまう可能性大。220〜250Vの国で変圧器を使わなかった場合は、100%機器が壊れるので注意してほしい。
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