EC支援企業の(株)ネットショップ総研は7日、下関市立下関商業高等学校で、実学に即したカリキュラムでの産学連携授業「電子商取引」を9月から開始すると発表した。
下関商業高等学校は「楽天IT学校甲子園2013」のグランプリ受賞校。ネットショップ総研は、電子商取引に関する知見と人材研修の内容などを、同校の教育活動と連携させ、ビジネスで情報通信技術を適切に活用できる人材を育成する。学習指導要領に基づくカリキュラムに加え、生徒が卒業後にも活かせる実学として、実践に基づいた授業を課題提出型で進める。
同校との連携で同社は、コンテンツ(ウェブデザイン)、ウェブページ公開に関する技法、情報通信技術を適切に活用する人材に必要なスキル、実務でのトラブルなどの事例から考察を深める課題、電子決済の仕組みや電子決済の意義についての資料・情報などを提供する。電子商取引の授業は同校商業科の渡辺忠彦教諭が担当。同社代表の長山衛氏らが専門的指導を行う。
同社が産学連携で電子商取引の授業を行うのは、大分県立中津東高等学校に続き2校目となる。