暑い夏でも性能を最大限発揮できそう

Core i7-5820KとGTX 980×2枚を同時水冷するゲーミングPC

文●鈴木誠史/ASCII.jp

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

「MASTERPIECE i1580PA3-DL」(左)と「NEXTGEAR i640GA6-DL」(右)。どちらもディスプレーは別売

 マウスコンピューターは7月2日、CPUとビデオカードの両方を同時に水冷する“ダブル水冷ゲーミングパソコン”を発表した。G-Tuneブランドの製品で、同日15時から販売を開始している。

 ひとつのラジエーターでCPUとビデオカード両方を冷却する特殊な水冷クーラーを搭載することで、従来は大型の筐体でしか実現できなかったというダブル水冷環境を、ミドルタワー型パソコンに構築した。

ひとつのラジエーターでCPUとビデオカード両方を冷却する特殊な水冷クーラーを搭載する

左のMASTERPIECEシリーズはビデオカードを2枚搭載する。ビデオカード2枚とCPUを同時に冷却できる仕様となっている

 この水冷クーラーは脱着が容易というポンプの技術を応用しており、ビデオカード2枚とCPUを同時に冷却することも可能。この水冷技術は主にブレードサーバーで使われるもので、液漏れ耐性と利便性が高く、液交換メンテナンスを行なう必要もないという。

 「NEXTGEAR」シリーズと「MASTERPIECE」シリーズから2機種ずつラインアップする。エントリーモデルの「NEXTGEAR i640GA6-DL」はCore i7-4790K(4コア/4.0GHz)、GeForce GTX 970、16GBメモリー、1TB HDD、Z97 Expressチップセット、DVDスーパーマルチドライブを搭載。価格は18万3384円。最上位の「MASTERPIECE i1580PA3-DL」は、Core i7-5820K(6コア/3.3GHz)、GeForce GTX 980(x2 SLI構成)、16GBメモリー、2TB HDD、X99 Expressチップセット、DVDスーパーマルチドライブという構成で、価格は37万7784円だ。全機種ともOSはWindows 8.1 Update(64bit)を採用している。

 BTOに対応しており、SSDの追加や周辺機器の同時購入などが可能となっている。