SMB/小規模向け、ESETが検知し自動ブロックで社内感染拡大を防ぐ

キヤノンITS、ウイルス感染端末の自動遮断ソリューション

文●大塚昭彦/TECH.ASCII.jp

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 キヤノンITソリューションズ(キヤノンITS)は7月1日、ウイルス感染したPCを自動的にネットワークから切り離し、社内への感染拡大を防ぐSMB/小規模向けソリューション「NetSkateKoban Nano(ESET & SKYSEA Client View連携版)」を発売した。小型アプライアンスをスイッチに接続するだけで、簡単に利用が開始できる。

「NetSkateKoban Nano(ESET & SKYSEA Client View連携版)」は、ESET製品でウイルス感染が見つかったPCおよび未許可デバイスのネットワーク接続をブロックするソリューション

 NetSkateKoban Nanoは、社内ネットワークへの未許可デバイスの不正接続を検知し、遮断する小型アプライアンス製品。今回、これにESETを連携させ、PC上のESET製品がウイルス感染を検知したら即座にPCをネットワークから遮断し、社内への感染拡大を防ぐ。

ウイルス感染検知とブロック、ブロック解除の流れ

 小型アプライアンス(外形寸法 W83×D58×H24.3mm)をスイッチに接続し、無償のマネージャーアプリまたは「SKYSEA Client View」ツールから接続を許可するデバイスを登録するだけで、簡単に導入ができる。1台あたり最大1024台まで/同一セグメント内のPCを管理でき、複数台のアプライアンスを1台の管理PCから一元的に管理できる。

 連携するESET製品は「ESET Endpoint Security」「ESET Endpointアンチウイルス」で、他のESET製品にも順次対応予定。なお、ESET製品ライセンスの購入が別途必要。

この記事の編集者は以下の記事もオススメしています