MMD研究所が29日発表した「2015年シニア世代の携帯電話端末に関する調査」によると、シニア世代(60歳以上)のスマートフォン所有率は27.8%だった。
同調査は60歳以上の男女4406人を対象としたインターネット調査で、調査期間は6月12日~13日。
普段利用する携帯電話は、「スマートフォン」が25.9%で、「シニア向けスマートフォン」の1.9%と合わせると27.8%の人がスマートフォンを利用していた。男女別のスマホ所有率は、男性シニアが31.8%、女性シニアが23.8%だった。「フィーチャーフォン」を利用している人は64.2%で、「携帯を持っていない」人は8%だった。
キャリア別のスマホ所有率は、「SoftBank」が36%、「docomo」が27.8%、「au」が25.7%となった。シニア世代の格安SIMの認知度は71.8%で、このうち購入意向がある人は12.3%だった。