日本郵便(株)は26日、ネット通販などの国際宅配便サービス「ゆうグローバルエクスプレス(UGX)」の配送先に、今秋以降から米国を追加すると発表した。現在のアジア・オセアニア・ヨーロッパに加え、米国宛ての荷物の配送が可能となる。
同社は昨年10月には仏のジオポストと香港のレントングループの海外物流企業2社と資本・業務提携し、国際宅配便サービス「UGX」を開始した。2月にはトール社(豪州)を子会社化。UGXは国際スピード郵便(EMS)サービスにはない関税元払いなどのサービスがあり、小口荷物を安定した品質で届けられる。