(株)高島屋が26日発表した16年2月期第1四半期決算(15年3月~5月)は、営業収益が前年同期比2.2%減の2193億9200万円、営業利益は同1.1%減の74億5100万円、純利益は同38.9%増の63億1900万円となった。百貨店事業は、増税前の駆け込む需要があった昨年の売上実績に届かなかったものの、インバウンド需要を取り込み、免税販売額が前年の3倍を超えた。
クロスメディア事業(通販)を含めたその他の事業は、カタログメディアとネットメディアが前年実績を上回るなど好調で、営業収益は同7.5%増の80億3200万円、営業利益は同38.8%増の1億円となった。