ヤマト運輸(株)は29日、全国の主要コンビニエンスストアで小さな荷物向けの宅急便「宅急便コンパクト」の受付を開始する。これまでは集荷や直営店での送付に限られていたが、コンビニ店頭でも「宅急便コンパクト」が利用できるようになった。
専用BOXはコンビニエンスストアでも販売。「宅急便コンパクト」は法人・個人が対象で、クロネコメンバーズの登録者は、届け予定eメールや不在連絡eメールから受取場所をコンビニエンスストアへも変更することもできる。29日にセブンイレブンで受付を開始し、ファミリーマートは30日、スリーエフ・ココストア・エブリワン・ニューデイズは7月1日から開始する。
宅急便コンパクトの利用料は594円(税込)で、専用BOXの代金は1箱65円(税込)。コンビニエンスストアでの発送は100円割引の持込割が適用される。クロネコメンバー割(本体料金から最大15%割引)、デジタル割(店頭端末「ネコピット」発行の送り状を利用=50円割引)、持込割(100円割引)を活用すれば、最大の割引で354円となる。同社は小さな荷物をやりとりするフリーマーケットサイトなど、さまざまな場面での利用を見込んでいる。