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ファーウェイ通信 第1回

コスパ怪獣なSIMフリースマホ「HUAWEI P8lite」に6.8型「HUAWEI P8max」、ファーウェイ新端末総ざらい!

2015年07月08日 16時00分更新

文● 加藤肇 編集● ASCII.jp

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SIMフリーでサラウンド面が充実した
ハイスペックな8型タブ「MediaPad M2 8.0」

 残る2機種はAndroidタブレットとスマートバンドである。

LTE対応の8型タブレット「MediaPad M2」

 まず、8型WUXGA液晶(1200×1920ドット)を搭載する「MediaPad M2」は、LTE対応のSIMフリータブレット。約7.8mmという薄型ボディーは精巧に削り出されたメタルフレームが採用されており、またサイドのフレームには楽譜の五線譜をイメージしたラインが入っており、プレミアム感がある。

サイドのフレームには五線譜をイメージしたラインが

本体上下にはステレオスピーカーを装備している

 CPUは、2GHz+1.5GHz動作のオクタコアCPUである「Hisilicon Kirin 930」を搭載。4800mAhバッテリーやAndroid 5.1など、そのほかも十分なスペックだ。

 また、エンターテインメント性を重視したMシリーズの最新モデルということで、サウンド設計に注力しているのも特徴と言える。サウンドチューニングを担当したのは、世界的なオーディオブランドである米ハーマン社のハーマンカードン。端末の上下部(横向き使用時には左右部)にステレオスピーカーを備えており、YouTubeやHuluなどの動画を楽しむのに最適と言える。

大きな画面で動画を楽しんでもいいし、ウェブ閲覧なども快適だ。画面を2分割して、同時にアプリを起動する機能も。これはP8maxでも利用可能だ

 また、同社が開発した圧縮音源復元テクノロジーである「クラリファイ」も採用。圧縮によって損なわれた情報を補完することで、MP3などのデータでもCDクオリティーの音質を楽しめる。

 価格は税抜3万9800円。発売は8月上旬以降を予定している。

ファーウェイのウェアラブル端末がさらに進化!
防水・防塵仕様で数日間使用できる「TalkBand B2」

 スマートバンドの「TalkBand B2」は、主に活動量の記録などを行なうためのウェアラブル端末だ。シンプルさを追求して洗練された印象に仕上がった本体デザインが特徴で、バンド幅が一般的な15mmのため、バンド交換も可能である。

防水・防塵使用のスマートバンド「TalkBand B2」

 本体内部には6軸センサーを内蔵しており、「歩く」や「走る」といった動作のほかに「睡眠の深さ」や「消費カロリー」などを計測できる。また、着けたままでもキーボードタイプによる振動などに左右されない正確性がポイントという。

今回テストしたゴールドモデルは本革のベルトが付属する。ユーザーによる交換も可能だ

 組み合わせるスマホはファーウェイ端末には限定されない。Android/iOSの両方に用意された独自アプリ「Huawei Wear」により、スマホでそれらのデータをチェックできるほか、Jawboneの健康管理アプリ「UP Smart Coach」とも連携し、ウォーキングや階段の上り下り、睡眠、食事管理、コーチングなど、さまざまな観点から健康管理が可能である。

 TalkBand B2の機能はまだまだある。まず本体には、ヘッドセットとしての機能があり、高性能スピーカーとノイズキャンセルシステムを搭載。クリアな音声で通話できる。

大画面のP8maxとの組み合わせも良さそう。ヘッドセット機能があるので、P8maxをカバンやポケットに入れたまま電話に出られるのだ。本体部分はこのようにベルトから外せる

ヘッドセットとして使うときはこのように耳に引っかける

 また、タッチ操作に対応し、端末単体で時間だけでなく、歩数などの確認ができる。さらにスマホのカメラのシャッターを遠隔で操作したり、スマホの紛失防止のためにTalkBand B2から呼び出すことも可能だ。

タッチ操作にも対応しており、TalkBand B2だけで歩数などの確認も可能

 本体の素材には軽量かつ高強度のアルミニウムを使用。防水・防塵仕様で、連続使用時間は約5日間(Bluetoothオン時)と使い勝手がよい。

 価格はホワイト/ブラックが税抜1万5800円、本革仕様のバンドが付属するゴールドが1万9980円。すでに発売中で、公式オンラインストア「Vモール」では、ファーウェイ製端末とのセット購入時に割引販売も行なっている。

 今回の新製品4機種により、ファーウェイのSIMフリースマホは、プレミアムモデルからコスパ重視モデルまでさらに選択肢が拡がった。特にP8liteはハイスペックにも関わらず、格安SIMとの組み合わせでトータルコストを大幅に抑えられるため、人気モデルとなるのはほぼ間違いない。

 P8maxも、これまでにない6.8型液晶搭載のファブレットとして、日本のユーザーにどう受け入れられていくか、注目が集まるところだ。


提供:ファーウェイ

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