1kg以下のコンパクトなモバイルノートPC
「EeeBook X205TA」
持ち運べるPCが欲しいとなった場合、各社から出ている11.6型の低価格ノートPCがオススメだ。
ほとんどは開発コードが“Bay Trail”のCPUを搭載するが、オフィスなしで3~4万円程度。ストレージはHDDのものと半導体ディスクのeMMCのものがあり、さまざまなメーカーから製品が登場している。
その中でも頭一つ抜けていると思われるのがASUSの「EeeBook X205TA」だ。“Eee”の冠が付いているように、以前流行ったネットブックのブランドを引き継いでいると思われるが、eMMCによってHDDよりも機敏にアクセスできるため、軽快なノートPCに仕上がっている。
しかも、重量は1kgを切った約980g。バッテリー動作時間も最大11.3時間。5GHz帯にも対応した無線LAN、薄型軽量ながら2つのUSBポートとmicroSDカードスロットなどを装備、それでいて価格は3万5000円前後で購入できる。
CPUはAtom Z3735F(1.33GHz)で、10万円オーバーの最新CoreプロセッサーとSSDの組み合わせのPCと比べてしまうともっさり感はあるものの、価格差を考えれば十分に納得。カラーも白や赤が選べる。
現在、家電量販店で通常販売されているものはeMMCが64GBのものだが、特価品や中古には一時期売られていたeMMCが32GBのタイプも混じっているので、ストレージ容量は不要という人以外はスペックをよく確認して購入したい。
なお、Windows 10対応についてはまだメーカーから公式なアナウンスは出ていないが、一般的なパーツで構成されたハードウェアのため動作の可能性は高い。
(次ページに続く、「デスクトップも3万円以下で! 超コンパクトなHP Stream Mini」)
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