(株)電通の海外本社「電通イージス・ネットワーク」は15日、英国のEC専門エージェンシー「eCommera Global Limited」(eコメラ社)の株式100%を取得し、完全子会社化すると発表した。コンテンツやブランド体験と消費体験の統合化を図る「ブランド・コマース」領域を強化する。
eコメラ社は「ブランド・コマース」領域が強く、世界有数の小売業や消費財メーカーにECソリューションの開発・提供、メンテナンス、コンサルティングを行っている。本拠地のロンドンを中心に、世界30市場で150超のECサイト運営を支援している。ブルガリアとインドにEC関連の技術・サービスを開発する「開発センター」を保有している。
電通グループは、グローバルネットワーク・ブランドの1つで、デジタルマーケティング事業を展開する「Isobar(アイソバー)」とeコメラの協業関係を深め、ECソリューション技術、ブランド構築能力、消費者のデータ分析力を融合させ、顧客ブランドの価値向上を目指す。