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「ノートのように使える」ではなく「ノートよりも使える」タブレットだ

1年でここまで進化する!? マウス最新Windowsタブレットの性能にせまる

文●鈴木誠史/ASCII.jp

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10.1型タブレット「MousePro P」シリーズ

 マウスコンピューターの法人向けブランドMouseProから販売中の10.1型タブレット「MousePro P」シリーズ。その魅力は、本体ケースとしても使えるキーボードとOffice Home and Business 2013が付属し、しっかりビジネス利用できる使いやすさを備えている点と、価格が4万9464円とお手頃な点だ。OSにWindows 8.1 Pro(32bit)を採用するモデル(通常5万2704円のところ100台限定特価で4万9464円)もある。

 実は、マウスコンピューターにとって「キーボードとOfficeが付属するお手頃価格の10.1型タブレット」は、実は今回のMousePro Pが初めてではない。「MT-iCE1000WN-BG」という製品を2014年8月に発売している。

10.1型タブレット「MT-iCE1000WN-BG」。スタンド機能をもつキーボードが付属する(現在は販売終了)

 従来機の発売からおよそ一年経ち、マウスコンピューターの10.1型タブレットはどのように進化しているのか。ベンチマーク結果を比べてみたい。

 なお今回はWindows 8.1 Pro搭載モデルの「MousePro-P101AP」を試用している。Windows 8.1 with Bing搭載の「MousePro-P101AG-AH」とはベンチマーク結果が異なる場合があることをご理解いただきたい。

主なスペックの比較
 「MT-iCE1000WN-BG」「MousePro P」シリーズ
CPUCeleron N2807(2コア/1.58GHz、最大2.16GHz)Atom Z3735F(4コア/1.33GHz、最大1.83GHz)
メモリー2GB
ストレージ64GB eMMC
ディスプレー10.1型(1280×800ドット)
バッテリー駆動時間約4.5時間約5.7時間
サイズ/重量幅258×奥行172.6×高さ10.9mm/約690g幅258×奥行173×高さ11mm/約630g
OSWindows 8.1 Update with Bing(64bit)Windows 8.1 with Bing(32bit)/Windows 8.1 Pro(32bit)
価格6万4584円(発表当時。現在は販売終了)4万7304円(Windows 8.1 Pro搭載モデルは5万544円)
マウスコンピューター/G-Tune

(次ページ、「向上したのはCPUの性能だけではない」)

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