アスクル(株)は12日、首都圏の物流ネットワークをカバーする物流センター「横浜センター」(神奈川県川崎市)を移転拡充し、「(仮称)ASKUL logi PARK横浜(ALP横浜)」(横浜市)を新設すると発表した。2016年5月の稼働を目指す。
ALP横浜は、延床面積・出荷能力が既存施設の約2倍。首都高速神奈川1号横羽線生麦ICに隣接し、交通アクセスにも優れる。物流不動産投資会社「レッドウッド・グループ」が建築するマルチテナント型の物流施設で、4階部分まで大型トラックが各階に着床できるほか、屋根には大規模な太陽光パネルを設置するなど、環境にも配慮している。アスクルはALP横浜を機に、分散する物流拠点の機能の集約・統合を進め、効率的な物流運営を図る。