(株)東急ハンズは8日、通販サイト「東急ハンズネットストア」で、訪日外国人旅行者が帰国後にも同サイトで商品を購入できるサービスを開始した。
同サービスは、ベリトランス(株)の海外向けの購入代行支援サービス「BuySmartJapan」を利用。中国語・英語・韓国語・日本語の4言語に対応したショッピングカートと、120の国・地域に向けた配送ができる。日本のECサイトを通じて海外の消費者から来た商品の購入依頼をベリトランスが受注し、ベリトランスが海外の消費者に代行して商品を購入し、海外配送する。
中国やシンガポールに展開する東急ハンズの海外店舗で取扱いがない商品についても、同サービスを通じて「東急ハンズネットストア」で購入できる。東急ハンズは、各店舗で免税処理をした外国人旅行者に、「BuySmartJapan」で利用できる割引クーポンを配布するほか、「BuySmartJapan」での越境EC利用ユーザに「東急ハンズネットストア」を告知するなど、海外からの販売を強化する。