楽天(株)は4日、短期資金調達の返済などを目的に9960万6500株の新株式を発行し、1880億400万円を調達すると発表した。
今回調達した資金は、1696億5000万円を短期資金調達の返済資金や銀行からの借入金などに充て、残金を楽天市場のインターネットサービスに関するハードウェアなどの設備投資に充てる。出資引受人は国内と海外で募集し、申込株式数は100株。楽天は今回の資金調達で財務戦略の柔軟性を高め、多岐の分野にわたる「楽天経済圏」を拡大させ、「世界一のグローバール・インターネット・サービス企業になることを目指す」としている。