グーグルは2015年5月20日、10年近く提供してきたウェブマスター向けのツール「Google Webmaster Tools」の名称を、「Google Search Console」(サーチコンソール)へ変更することを発表した。
Googleウェブマスターツールは、2005年6月3日にリリースされた、XMLサイトマップページを送信する機能「グーグル・サイトマップ」を起源とする。このXMLフィード送信機能が「ウェブマスターツール」へと名称変更され、クロール状況やサイト掲載状況、検索クエリレポートなど数々の機能が追加されて今日に至っている。
サーチコンソールへ名称変更した理由について同社は、Google 検索に関心を寄せるすべての人を対象としてサービスを提供するためと説明している。ウェブマスターツールは名前こそ「ウェブマスター」とあるものの、実際には小規模事業者からSEO専門家、マーケティング担当者、デザイナー、アプリ開発者など様々なユーザーが利用していたためだ。
今回の名称変更にあわせ、同社はサービスを充実させていく計画。
Announcing Google Search Console - the new Webmaster Tools
http://googlewebmastercentral.blogspot.com/2015/05/announcing-google-search-console-new.html
"Google Search Console" - ウェブマスター ツールが新しくなりました
http://googlewebmastercentral-ja.blogspot.jp/2015/05/announcing-google-search-console-new.html