投写画面上の操作や書き込みが可能なインタラクティブ機能を搭載
“LV-WX300USTi”など超短焦点プロジェクター2機種を発売
キヤノンは、「パワープロジェクター」シリーズの新製品として、超短焦点プロジェクター“LV-WX300UST”と“LV-WX300USTi”を、2015年5月25日より順次発売します。
<プロジェクターホームページ:http://cweb.canon.jp/projector/>
新製品は、いずれも至近距離から大画面投写が可能な超短焦点プロジェクターです。“LV-WX300USTi”は、付属の電子ペンを利用して投写画面上の操作や書き込みが可能なインタラクティブ機能を装備し、「パワープロジェクター」シリーズのラインアップを拡充することで、教育現場やビジネスシーンなどの幅広いニーズに対応します。
■ 短い設置距離で大画面投写が可能
投写面まで約28cmの短い設置距離で80型の大画面を投写することができるため、学校の教室やオフィスのミーティングスペースなど、十分な投写距離の確保が難しい狭いスペースでも利用することができます。
■ 投写画面上の操作や書き込みが可能なインタラクティブ機能
“LV-WX300USTi”は、付属のソフトウエア※をインストールしたPCとの接続により、付属の電子ペンを利用して、投写画面上の操作や書き込みが可能なインタラクティブ機能を搭載しています。書き込んだ内容はPCに保存でき、次回起動時に前回の投写画面に続けて書き込みができるため、効果的な授業や会議の運営をサポートします。また、書き込みの位置を最適化するキャリブレーション作業が自動でできるため、書き込み準備に手間がかからず、簡単に利用できます。
※付属のソフトウエアは、Windows 8.1/7、Mac OS X 10.10に対応しています。
■ 専用オプションにより指先での書き込みが可能
“LV-WX300USTi”は、専用オプションの「フィンガータッチモジュール」(別売)を利用すると、電子ペンを使わずに指先で直感的に書き込むことができます。
○パワープロジェクター LV-WX300UST
希望小売価格:オープン価格
発売日:2015年5月25日
生産台数:1,000台/月
○パワープロジェクター LV-WX300USTi
希望小売価格:オープン価格
発売日:2015年6月上旬
生産台数:1,500台/月
<ビジネスプロジェクターの市場動向>
2014年のビジネスプロジェクターの市場規模は、世界市場で約760万台、国内市場で約18.5万台でした。2015年においては、世界市場で約760万台、国内市場でも約19万台と予想しています。(キヤノン調べ)
国内においては、文部科学省が推進する教育ICT※推進制度により、学校におけるICT機器の整備が進むことから、教育市場の拡大が見込まれています。キヤノンはこのような市場動向を捉え、インタラクティブ機能を備えた超短焦点プロジェクターを発売し、市場の拡大に寄与します。
※ICTとはInformation and Communication Technology(情報通信技術)の略。
<主な特長>
1.短い設置距離で大画面投写が可能
・反射ミラーを採用し、0.35:1の投写比率を実現することで、投写面まで約28cmの短い設置距離で80型の大画面を投写することが可能。
・オプションの壁掛け金具を利用して、黒板やホワイトボードの上部壁面に設置が可能。登壇者の視野に入らない位置に設置できるため、投写光が目に入らないだけでなく、スクリーンに登壇者の影が映りにくい快適な投写環境を実現。
・スクリーンの背面から左右反転した画像を投写するリア投写が可能なため、バックヤードのスペースが限られている店舗やレストランなどにおいても大画面投写が可能。
2.投写画面上の操作や書き込みが可能なインタラクティブ機能(LV-WX300USTiのみ)
・付属のソフトウエアをインストールしたPCとの接続により、付属の電子ペンで投写画面上の操作や書き込みが可能なインタラクティブ機能を搭載。
・投写画面には最大で4人※1が同時に文字や図形を書き込むことが可能。授業や会議の双方向性を高め、参加型の授業や活発な議論を実現。
・付属の電子ペンは、投影されたPC画面上でマウスの代わりとして利用でき※2、プログラムの起動やファイル選択などの操作が可能。
・書き込みの位置を最適化するキャリブレーション作業が自動でできるため、書き込み準備の手間を軽減し、簡単に書き込みが可能。
・投写画面に書き込んだ内容は、専用フォーマットでPCに保存でき、次回起動時に前回の投写画面に続けて書き込むことが可能。保存形式は専用フォーマットのほか、PDF形式※3やJPEG形式から選択でき、会議の議事録や授業の確認資料として、メール添付による配布や共有PCへの保存が可能となり、会議や授業の効率的な運営をサポート。
※1 本体には2本の電子ペンを付属しています。3本以上利用する場合は、別途オプション購入が必要です。
※2 付属のソフトウエア「Interactive white board tool」起動時。
※3 PDF形式に対応するOSはWindowsのみ。
3.専用オプションにより指先での書き込みが可能(LV-WX300USTiのみ)
・専用オプションの「フィンガータッチモジュール」(別売)を利用すると、電子ペンを使わずに指先による直感的な書き込みが可能。
・専用オプションのホワイトボード「IWS-82V-C2」(別売)に装着することにより、投写に最適な位置に固定でき、教室や会議室を移動して利用する場合も、ホワイトボードを運ぶだけで簡単に投写準備が可能。
・投写画面に書き込んだ内容はPCに保存することができるほか、動画※1による記録が可能。別途PCにUSBカメラを接続することで、投写画面だけでなく、会議や授業などの全体風景を同時に録画でき、投写画面の映像と全体の映像を同時に2画面で再生することが可能※2。例えば、予備校の講義や学校の授業、会議の様子を2画面で動画記録することで、欠席者が後から閲覧でき、情報補完が可能。
※1 動画記録に対応するOSはWindowsのみ。
※2 付属の再生用ソフトウエア「Interactive player tool」を利用。
4.優れた基本性能
・HDMI端子2系統を備え、ビデオカメラやBlu-rayプレーヤーなどさまざまなデジタル機器と接続が可能。
・3,000lm(ルーメン)の明るさで、アスペクト比16:10のWXGA(1,280×800画素)の解像度に対応。
・10Wのステレオスピーカーを2つ内蔵し、臨場感あるサウンドを提供。
・MIC端子を装備することで、音響設備のない施設においてもマイクの使用が可能。
・29dB※の優れた静音性能を実現。
※省電力設定時。
<本件に関するお問い合わせ先>
キヤノンお客様相談センター 050-555-90071
【付帯情報】
・LV-WX300USTi_1
http://itm.news2u.net/items/output/135742/1
・LV-WX300USTi_2
http://itm.news2u.net/items/output/135742/2
News2uリリース詳細へ