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日本郵便、「ゆうパック」運賃を30~320円値上げ

2015年05月18日 02時28分更新

記事提供:通販通信

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image 日本郵便(株)は15日、ゆうパックの基本運賃を改定し、サイズや配送地域ごとに30円~320円の配送料の値上げを8月1日から実施すると発表した。同時に持込割引などの割引額を拡大。10月以降から、配達予定日のメール通知・郵便局への荷物到着通知・代金引換の引換金送金処理時間の短縮など、利便性を向上するサービスを開始する。

 運賃の値上げは、安定したサービスの維持・人件費の高騰・運送費の上昇などが理由。改訂後の基本運賃は、第一地帯(発送先が発送元と同一地方)は、60サイズの発送物が旧運賃の30円増となる740円、同一県内は同80円増の690円となる。割引額は、郵便局やコンビニなどのゆうパックに持ち込む持込割引が現行の100円から120円に、同一あて先割引が50円から60円になるなど、10円~20円に拡大した。複数の割引を合わせることも可能。

 利便性向上のサービスは、ネット通販で商品購入時にメールアドレスを登録すれば、商品発送時に配達予定日をメールで通知する「配達予定日時の事前メール通知サービス」を11月中旬以降に本格的に開始する。また、2015年度内には、受取指定した郵便局への荷物到着を通知するサービス、10月には代金引換の引換金送金処理のスピードアップ・振込先金融機関の拡大を実施する。

 ■ゆうパック「改定後基本運賃」

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