米Microsoftが運営する検索サービス・Bing(ビング)は2015年5月17日、Webページのモバイル端末対応度(モバイルフレンドリー)を検索ランキングに反映することを発表した。今後数ヶ月のうちに導入する。
すでに Google が今年4月21日よりモバイルフレンドリーをシグナル(検索順位を決定するための手がかり)の1つとして採用しているが、Bing もそれに続く。同社は最近、スマホ検索結果で(これまた Google 同様) "Mobile-friendly" のタグを対応ページに表示するテストを開始していたが、ユーザーからの反応が良好で情報探索ニーズを満たせると判断、導入に踏み切る。
ただし、「検索意図に合致する、関連性の高い検索結果を提示する」こととのバランスは重要であり、単にスマホ対応しているからという理由のみで検索順位が調節されることはないという。つまり、たとえスマホ対応していないページであっても検索クエリとの関連性が高いウェブページが自然検索結果で順位が下降することは必ずしもない。
Our approach to mobile-friendly search
http://blogs.bing.com/webmaster/2015/05/14/our-approach-to-mobile-friendly-search/