(株)キタムラが14日発表した2015年3月期連結決算は、売上高が前期比0.7%増の1531億7400万円、営業利益は同36.1%減の16億2000万円、純利益は同59.1%減の4億4900万円と、増収減益となった。
スマートフォン販売が好調で増収となったが、天候不順によるプリント部門の売上減少、スマホ販売強化による販促費の増加、店舗外観のリニューアルなどで利益面は減少した。スマホ販売店舗は店舗数を25店増加し438店に拡大。14年10月から開始したドコモ・au・ソフトバンクの料金プランと特典を同時比較する無料診断も奏功した。
次期に向けて同社は、オムニチャネル化をさらに進展し、店舗とECでの集客・売上高の拡大を目指す。