楽天(株)は12日、高校生向けの電子商取引事業「楽天IT学校」の実施校を2015年度は前年度から倍増し、過去最大規模の全国57校で実施すると発表した。
実施校を拡大することで、地元企業58社が協力。「楽天IT学校」は、同社が2008年からCSR活動の一環として開始した電子商取引に関する実践的な授業。起業家精神育成と地域活性化を目的としている。主に商業高校の高校生を対象に約1年にわたり授業を行う。「楽天市場」版の講師は、「楽天ショップ・オブ・イヤー」を受賞した店舗や10年以上の出店経験を持つ店舗の責任者や担当者など。授業の後半はネットショップ上での販売を実践する。