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PCによる写真管理の第一歩 ― 第2回

「Photoshop Lightroom」をLIFEBOOK AH WA2/Sで活用

2015年05月14日 08時00分更新

文● 周防克弥

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 富士通製パソコンとアドビ システムズのアプリケーションを使って、写真の管理方法を考える本連載。前回は、写真管理に便利なアプリケーションとして月額980円で使えるアドビ システムズの「Photoshop Lightroom」の概要を紹介した。続いては、このLightroomの便利な使い方を見ていこう。

富士通の15.6型ノートPC「LIFEBOOK AH WA2/S」と23インチ一体型「ESPRIMO WF2/R」で、Photoshop Lightroomを活用する

 Lightroomは画像ビューワソフトではなく画像管理ソフトで、公式サイトでは「画像編集アプリ」と銘打っている。Windows標準の「Windows フォトビューアー」を代表とする画像ビューワソフトは多くの画像を見る、またその中から選ぶために使う場合が多い。一方、Lightroomはもう一歩踏み込んで、画像を見たり選ぶだけでなく、“画像を仕上げる”機能が充実している。

まずは、Lightroomで画像分類を

 Lightroomには、SDカードなどのメディアをPCも挿し込むと、自動的に起動して保存されている画像を読み込む機能がある。メディアからのコピーとLightroomへの読込を同時に行ってくれるのだ。コピー先はデフォルトではピクチャフォルダになっていて自分で任意に指定することできる。読込時にファイル名を変更したり、独自にタグ付けするなどの“画像の分類”も可能だ。

メディアを検出すると自動的に起動して画像の読み込みが始まる。

 読込時に覚えておくと便利なのが、画面の右列にある機能。ここでコピー先の指定が行えるが、他にファイル名の変更やキーワードをタグ付けできる。ファイル名はそれほど気にしないでもいいが、キーワードに日付や撮影場所、旅行のツアー名等を記入しておくと後々画像を探すときに便利だ。

 キーワード設定は1枚単位ではなく、読み込む画像全てに適用される。メディアの中に複数のイベントが混在する場合には、読み込んだ後からキーワードを付けると分かりやすいだろう。

 キーワードによるタグ付け以外にも、多くの分類機能がある。まずは「フラグ」で旗の有無、0から5つ星までの6段階の「レーティング」、5色の「カラーラベル」、そしてワンクリックで選択可能な「クイックコレクション」等がある。キーワードと組み合わせれば、しっかりと分類が可能だ。

Lightroomの「フラグ」を設定
「レーティング」は6段階
「カラーラベル」も設定できる。レッド、イエロー、グリーン、ブルー、パープルから選べる
一枚ずつ設定を行ってもいいが、複数枚を選択した状態なら一気に全てに設定できる

 サムネイル状態の上でも下でも、どちらでも「シフトキー」もしくは「Ctrlキー」を押しながら左クリックすると複数枚を同時に選択状態にできる。枠が明るいグレーになっているのが選択状態だ。シフトキーは連続して選択可能。最初の1枚を普通にクリックして離れた場所の1枚をシフトーを押しながらクリックするとその間全てが選択状態になる。飛び飛びに選択したい場合にはCtrlキーを押しながら選んでいけばいい。このへんはエクスプローラーでの選択に近い操作感なので覚えやすいだろう。

分類したら抽出を

 Lightroomには様々な抽出方法があるが、実際の抽出も簡単。画面上部の「ライブラリフィルター」をクリックして開く窓から抽出方法を選べる。テキストを選べばキーワード検索になり、属性を選べばフラグ、レーティング、カラーラベルを選べる。メタデータを選ぶと使用したカメラやレンズ毎の選択が可能だ。

Lightroomの写真抽出機能

 画像を選ぶためには大きく表示して見比べたい時がある。上下ともにサムネイル画像ではあまり意味がないが、表示方法は変更が可能だ。

上のサムネイルと下のサムネイルの間にあるアイコンを拡大した。左のサムネイル状態が「グリッド表示」左から2番目が「ルーペ表示」左から3番目が「比較表示」一番右が「個別表示」と4つの表示方法を選べる
サムネイル画像をダブルクリックするか、もしくは表示方法を変更すれば1枚だけ大きく表示できる。クリックで拡大して瞬時に100%表示にできる
2枚を表示して見比べる。ワンクリックで100%表示にできるので細部の比較が容易だ。右クリックでドラッグすれば、両方同時にスクロールできる
ルーペ表示の時にオーバーレイで表示できる項目を選べる。撮影時の絞りやシャッタースピード等のメタデータやレンズ等も表示できる

仕上げるための機能が「現像」だ

 Lightroomの「RAW現像機能」は、個人的にはLightroomを使っている最大の理由だ。RAW現像では明るさや色合い、シャープネス等の様々な補正ができる。色味を調整したいとか、ノイズを減らしたいなど、細かく拘る人向けでもある。とはいえ、写真を好きならば、この辺にもこだわって欲しいと思う。

現像時の画面。右側に補正ツールが並ぶ。下にスクロールしていくともっとたくさんの機能が備わっている

 Lightroomの現像処理で充実しており、例えばホワイトバランスの調整では、色温度を数値で指定する以外に、無彩色部分を選んでクリックするだけで白セットが可能だ。また、ハイライトとシャドーの復元や白と黒の最大値や最小値の調整、コントラスト調整が行なえる。さらに、トーンカーブの利用や色調整も、レッド、オレンジ、イエロー、グリーン、アクア、ブルー、パープル、マゼンダの8色で、それぞれ色相、彩度、輝度の調整ができる。

 シャープネスはもちろん、ノイズ軽減やレンズ毎のプロファイルを持っているので、適切な色収差補正や歪曲収差の補正を自動で行えるほか、手動で任意に調節も可能だ。

 そのほか、トリミングや回転、ゴミ消去や赤目補正等の基本的なレタッチ機能も備わっている。大幅な合成処理はPhotoshopの出番だが、基本的な作業はLightroomで仕上げている。このように、沢山撮った写真の中からとっておきの1枚を選んで仕上げるための機能が充実しているのがLightroomだ。

 急ぎ足だがLightroomの簡単な便利な使い方だ。次はもう少し便利な使い方とPhotoshopのちょっと簡単で便利な使い方、それとAdobe Creative Cloudのもう一つのプラン。値段はちょっとお高いが全ての機能を使えるコンプリートプランに含まれる便利なソフトを紹介したい。

富士通 FMV ESPRIMO AH

富士通 FMV ESPRIMO FH


 

(次ページ、「写真管理は富士通のノートとデスクトップで」に続く)

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