楽天(株)が8日発表した2015年第1四半期(1~3月)連結決算は、売上収益が前年同期比14.9%増の1588億1900万円、営業利益が同29%増の290億4000万円だった。「楽天カード」や「楽天銀行」などが好調で、インターネット金融の営業利益は38.8%増の159億円となった。
楽天市場は、前年同期に増税前の駆け込み需要があった影響で、売上収益は同1.9%減の366億3200万円、営業利益は同5.8%減の197億6100万円となった。国内EC流通総額は、同1.2%減の5079億円だった。スマホやタブレットを含む楽天市場のモバイル比率は、47%となった。