このページの本文へ

ヤフー増収増益、611億PVの44%が「スマホ経由」

2015年05月01日 09時52分更新

記事提供:通販通信

  • この記事をはてなブックマークに追加
本文印刷

 ヤフー(株)が1日発表した2015年3月期決算は、売上高が前期比4.9%増の4284億円、営業利益が同0.4%増の1972億円、当期利益は同3.5%増の1330億円と、増収増益だった。サービス開始以来、18期連続の増益となった。

 オークションやショッピングを合わせたEC国内流通総額は、前年を上回る約1兆2000億円となった。「ヤフオク!」や「Yahoo!ショッピング」などのEC関連サービスを含むコンシューマ事業は、売上高が同2.7%減の1020億円、営業利益は同8%減の636億円となった。「Yahoo!ショッピング」「ヤフオク!」の月額ストア出店料などを無料化したことなどで、通期のコンシューマ事業の売上高は減少したものの、下半期では「ヤフオク!」の売上が増加するなど、回復した。利益面でも、下半期の売上増加と、販売促進活動の効率化などで改善がみられた。

 「Yahoo!ショッピング」はストア数が増加を続け、2015年3月末のストア数は、14年3月末から20万ID以上増加し、28万IDを突破した。また、商品数も3.6倍の約1億6000万点に拡大した。「Yahoo!ショッピング」訪問者に対する購入者の比率を示す購買率は年間平均で2桁成長を果たした。

 ヤフーのページビューは同10.7%増の611億PV。このうちスマートフォン比率は44%だった。また、DUB(デイリーユニークブラウザ)数のスマホ比率は、54.6%だった。アプリ累計ダウンロード数、同70%増の2.7億件に上った。

Web Professionalトップへ

WebProfessional 新着記事