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同社ハイレゾポアタンの名機が第二世代にアップグレード

手ごろ価格でDSD再生にも対応した第2世代「FiiO X3」

2015年05月01日 20時05分更新

文● 行正和義/ASCII.jp

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FiiO X3 2nd generation

 小柳出電気商会(オヤイデ電気)は5月1日、DSD再生にも対応したハイレゾ対応ポータブルプレーヤー「FiiO X3 2nd generation」を発表した。5月15日に発売する。

 FiiOシリーズ最初のハイレゾプレーヤーである「FiiO X3」を継承しつつ機能をアップさせた第二世代モデル。48kHzと44.1kHzの2系統のクロックを用意したデュアル・クリスタルオシレーターの搭載や、新たにDSD再生に対応した。このほか、Cirrus Logic製「CS4398」をDACに搭載し、TI製ローパスフィルター「OPA1642」の採用、タンタルコンデンサーの導入などサウンド再生能力を高めている。

44.1kHz/48kHz各系統ごとにクリスタルオシレーターを用いることでジッターを低減している

 特徴的なX型配置ボタンと液晶表示というGUIは継承しつつ、上位モデルX5の機能を取り入れている。

 PCM:最大192kHz/32bit、DSD:2.8MHz/5.6MHzに対応。デジタル(COAXIAL)/3.5ミニプラグ(S/PDIFコアキシャルアウト兼用)出力を搭載。内蔵リチウムイオン充電池により約12時間利用可能。内蔵メモリーは持たず、SDカードスロットを装備。本体サイズは幅57.7×高さ96.7奥行き×厚み16.1mm、重量135g。予想実売3万6720円。

FiiO X3 2nd generation専用のレザーケース

 同時に、FiiO X3 2nd generation専用のレザーケース「LC-FX3221」も発売となる。内側はフェルト製、上部はプラグを接続できるようオープンとなっており、ボタン/スクロールのほかUSB接続やカードの挿入も装着したまま行える。予想実売2160円。

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