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UIも大幅に変更

iPhone、iOS 8.3で絵文字の“肌の色”変更に対応

2015年04月09日 15時37分更新

文● 貝塚/ASCII.jp

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iOS 8.3で導入された「絵文字」の新UI

iOS 8.3でiPhoneがVoLTEに対応

 4月9日の2:00頃よりアップルが提供を始めた新iOS「iOS 8.3」。

 音声通話にLTEネットワークを用いることで通話を高音質化する「VoLTE」への対応のほか、画面回転が戻らなくなることがあるバグの修正、Wi-FiやBluetoothの安定性の向上、その他のパフォーマンスの向上などが含まれる。

「絵文字」の仕様が大幅に変更

これまでの「絵文字」。カテゴリー別にページが組まれている

 VoLTEと並び注目度が高いのは、「絵文字」に関する変更だ。iOS 8.2までの絵文字は、「顔」や「動物」「記号」などカテゴリー別にページが組まれ、異なったジャンルの絵文字を使用したい場合は、別のカテゴリーを選択するか、何度かページ送りをして目的のカテゴリーを開く必要があった。

 iOS 8.3ではシームレスにすべての絵文字を見渡せる仕様になったため、ページを送りを何度もするというより、大きく横にスワイプすることで目的の絵文字に到達できる。なお、これまで通りのカテゴリー分けや、直近で使用した絵文字を表示する欄も残されている。

肌の色が個別に設定できるように

すべての絵文字をシームレスに見渡せる仕様になった

肌の色の変更にも対応

 顔や、身体の一部を表す絵文字の、「肌の色」を変更できるようにもなった。色の変更に対応している絵文字をロングタップすると、ポップアップするかたちで6種の肌の色が表示される。設定したい肌の色をタップで選択すると、以降は設定した肌の色が有効になる。

 一度設定すればパレットには選択した肌の色で表示されるようになるため、送信するたびに選択する必要はない。また、絵文字ごとに異なる肌の色に設定することも可能だ。

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