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アスクル純利益倍増、LOHACO売上は79.3%増

2015年03月17日 08時44分更新

記事提供:通販通信

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 アスクル(株)が17日発表した2015年5月期第3四半期決算(14年5月~15年2月)は、物流生産性が改善されたことで、純利益が前年同期比112.2%増の22億9500万円と倍増した。売上高は前年同期比10.7%増の2018億9800万円、営業利益は同56.8%増の39億2600万円だった。

 BtoB事業の売上高は、同7.6%増の1877億7200万円となった。工場・建設現場などで利用される消耗品、医療・介護施設・店舗などで頻度が高い洗剤・掃除用品などの商材の売上が伸長した。オフィス用品はコピー用紙やクリアーホルダーなどの価格を上げたが、注文数は順調だった。

 BtoC事業は、「LOHACO」の売上高が、同79.3%増の141億2500万円と大幅に伸長した。取扱い商材の拡充や配送品質などを改善し、一定の基準を満たしたリピーター「ロイヤルカスタマー」が約20万人に拡大した。14年6月に第1類医薬品、8月にはビール類などの販売を本格的に開始したほか、主力商品の日用品、飲料・食品などの取扱を拡充したことなどが奏功した。

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