(株)ベルーナは10日、スリランカ都市開発局とアジアキャピタルグループと協力し、世界遺産があるゴール地区に近い場所に高級リゾートホテルを建設すると発表した。プロジェクト総額は約12億円で、同社はその85%にあたる約10億円を出資する。
ベルーナは通販事業のほか、プロパティ事業(オフィスビルなどの不動産賃貸・開発事業)も行なっている。スリランカは、2010~13年の実質GDP 成長率が平均7.5%と、高い経済成長が続き、観光客も増加している。ゴール地区には観光客が多く、今後も観光業の拡大による成長が見込まれていることなどから、ホテルの建設に出資。ホテルの完成は17年春の予定。ホテルからはインド洋を一望できるという。